出生率と気になること

ニュースで、2008年の出生率は1.37となり3年連続で上昇と流れていた。

悪くないニュースだけれど、なんとなく素直に喜べない。

少し前だが、女性人口が初の減少 08年10月現在推計というニュースも目にしていたからだ。

最初の日経の記事によれば、「第3子以上の出生数が前年比で3%増えた」とのことだが、日本から脱出する女性も増えているのだ。

こちらの記事には、

人口は社会の余裕があるときには常に増加し、余裕がなくなると本能的な人口抑制装置が作動するのです。これはあらゆる動物において起こることです。子供を作るより、自分を守りたい。これが少子化の正体なのです。

とあるけれど、これは素直に理解できる話。
この古田隆彦氏は、人口が減れば個人所得は増えて、生活水準は高くなるという、少子化に「明るい未来」を見ている方。

私の頭では何が正しいとは判断できないけれど、今は社会に余裕が無いこと・・だけは確かだと感じる。
余裕が無い時は、みな自分の事で精一杯。

だからこそ「支え」が必要な時代だとも言えそう。

家を支えているのはお父さんですか?お母さんですか?